2018年04月27日

沖縄の近代・現代文学① ~大城貞俊先生~

4月、2週めの幸寿大学 大城貞俊先生 『沖縄の近代・現代文学』についての講義です。

3つのテーマに沿って講義していただきました.。
  1.明治という時代の中の沖縄
  2.3人の作家と2人の詩人
  3.沖縄のハンセン病文学

沖縄の近代・現代文学① ~大城貞俊先生~

沖縄の近代文学の主なテーマは
(1)日本国家・日本人への同化と異化(2)差別と偏見との戦い(3)表現と言語の問題(4)郷里・沖縄への郷愁

県出身の三人の作家と二人の詩人を紹介し、作品のあらすじを解説していただきました。そして、『沖縄のハンセン病文学』。ハンセン病を患いながら小説や短歌をつづった作家とその作品を紹介、解説していただきました。




<小説家>
山城正忠・・・『九年母』1911年  池宮城積宝・・・『奥間巡査』1922年  久志芙沙子・・・『滅びゆく琉球女の手記』1936年

<詩人>
世禮國男・・・『ウスデーク』   山之口 獏・・・『山之口獏詩集』

沖縄の近代・現代文学① ~大城貞俊先生~

沖縄の近代・現代文学① ~大城貞俊先生~

ハンセン病といえばとても悲しい歴史がありますが、
大城先生執筆の『椎の川』
山原を舞台にハンセン病を発症してしまった女性とその家族。
病、戦争と苦しみながら支えあって生きていく家族をえがいた小説、具志川市文学賞を受賞された作品です。
ぜひ、お読み下さい。



次回の大城貞俊先生の講義 『沖縄の近代・現代文学』②は5月10日です。
午後の講義は 『お勧め、百歳への挑戦!(仮)』 講師:宮里好一副学長です!


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Posted by ペアーレ楽園・幸寿大学校 at 17:34│Comments(0)暮し生活歴史・文化シニア
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