2016年05月20日

5月の講義 沖縄の近代・現代文学 大城貞俊先生

こんにちは!
例年より遅いようですが・・・梅雨入りしましたね☂

幸寿大学生の皆様、梅雨空を吹き飛ばすようにいつも活気溢れています!

5月12日 午後の講義から
沖縄の現代文学 講師は元琉球大学教授 大城 貞俊 先生です。

5月の講義 沖縄の近代・現代文学 大城貞俊先生


沖縄の4人の芥川賞作家と作品を紹介解説していただきました。

 『カクテル・パーティー』 大城 立裕
 『オキナワの少年』  東 峯夫
 『豚の報い』 又吉 栄喜
 『水滴』  目取真 俊



5月の講義 沖縄の近代・現代文学 大城貞俊先生



講義終了後は受講生皆様にアンケートを書いていただいてまして、全部紹介したいところですがその中から3名の方のを紹介
したいと思います。

  よつば沖縄の作家の作品をもう一度読み直してみたいと
   思いました。 大城先生の講話の後はこれまでと違った見方
   で読める気がします。
   今、現実の基地問題についても深く考えていけると
   思います。

  よつば大城貞俊先生、ソフトでユーモア交えて講義して
   下さって大変良かったです。小説の内容ももちろんですが
   作家の人柄も紹介されて興味深い内容でした。

  よつば1879年琉球処分、戦後の文学、沖縄に寄り添って
   書かれている。沖縄の声、人権を疎かにされている。泣き
   寝入り、実際に見えるように表現している。
   文学にリアリティー。人間が人間でなくなる。戦争がどんな
   ふうに人間を変えていくのか?
   ウチナーグチでないと表せないこともある。ウチナーグチをどう文学
   に取り入れるか?
   表現と言語の問題がある。


先生の講話はソフトな語り口、言葉がはっきりとしてとても聞きやすかった。との声が多くありました。

受講生から大城先生の執筆された小説「椎の川」も講義していただきたいとの声もありました。
機会がありましたら是非お願いしたいです。
大城先生 ありがとうございました!

次回の大城先生の講義は6月9日です。

 

  














 


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Posted by ペアーレ楽園・幸寿大学校 at 18:03│Comments(0)暮し生活歴史・文化伝統芸能シニア
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