2016年07月27日
沖縄の近代文学 大城貞俊先生
7月の講義から――大城貞俊先生 沖縄の近代文学
大城先生、今月3回目の講義は明治から昭和の戦前、戦後の沖縄出身の作家についての講義です。作品が書かれた時代背景や作家とその作品の特徴を解説していただきました。

明治期~戦前までの主な作家と作品
≪小説≫
山城 正忠―「九年母」 1911年
池宮城 積宝―「奥間巡査」 1922年
宮城 聡―「生活の誕生」 1934年
久志 富佐子―「滅びゆく琉球女の手記」 1936年

明治時代の沖縄、内地で差別される不条理を小説にとり上げ、辛さ、苦しさを表現していく。
差別や偏見に立ち向かい、抗った!
小説の他に詩集、俳句、短歌

詩人では―
作品を読んでいなくてもその名前は誰もが見聞きしたことがあるでしょう 山之口 獏(1903~1963年)那覇市出身
主な作品に 『思弁の苑』 『山之口獏詩集』
いくつかの詩を朗読していただきました。
沖縄に対する差別や偏見を題材にしているが茶化した表現をしている・・(大城先生解説)


受講生 I さんから質問が投げかけられます

〇講義後のアンケートを紹介
大城先生の話はとてもわかり易くて沖縄の文学者たちのお話をして下さり、今まで沖縄にも多くの文学者がいる事をまったく知りませんでした。これから図書館に行っていろいろ読んでみたいと思います。
県民が昔も今も国から差別を受けながらしたたかに文学活動を続けていたものを初めて知りました。
作品を図書館などで手にすることが出来たら読んでみたい。戦前、戦後の歴史を知る上でも読んでみる必要ありますね。沖縄の言葉すばらしい。したいひゃ~うちな~、むぬかちしぇんしぇいた~
沖縄の文学については1年間講義していただきたい。自分の県の文学者をもっと詳しく知りたいという思いが湧いてきました。
しまくとぅば方言詩、琉歌があり、三線があり、本州より12年遅れで廃藩置県が起こり、標準語を話せという命令が有り、戦後沖縄には良いことも有り取り組んでいった。大和口では表現出来ない島言葉がある。欠点は判りにくい言葉。表記しにくい困難さ。民頭税が課せられた困難な時代の詩人集を読んで理解していきたい。
大城先生には5月から3回に渡って 沖縄の文学、作家を紹介していただきました。
第1回講義の際、沖縄出身の芥川賞作家についての講義でしたが、改めて沖縄にも多くの作家がいたことを知りました。
文学の講話は硬くなりがちに思えますが、時にはユーモアも交えながら、先生の熱意も伝わってくる講義でした。
90分では足りない気がします・・・大城先生、県外の大学でも講義されているそうです。
お忙しい中講義して頂きありがとうございました。
大城先生、今月3回目の講義は明治から昭和の戦前、戦後の沖縄出身の作家についての講義です。作品が書かれた時代背景や作家とその作品の特徴を解説していただきました。

明治期~戦前までの主な作家と作品
≪小説≫
山城 正忠―「九年母」 1911年
池宮城 積宝―「奥間巡査」 1922年
宮城 聡―「生活の誕生」 1934年
久志 富佐子―「滅びゆく琉球女の手記」 1936年

明治時代の沖縄、内地で差別される不条理を小説にとり上げ、辛さ、苦しさを表現していく。
差別や偏見に立ち向かい、抗った!
小説の他に詩集、俳句、短歌

詩人では―
作品を読んでいなくてもその名前は誰もが見聞きしたことがあるでしょう 山之口 獏(1903~1963年)那覇市出身
主な作品に 『思弁の苑』 『山之口獏詩集』
いくつかの詩を朗読していただきました。
沖縄に対する差別や偏見を題材にしているが茶化した表現をしている・・(大城先生解説)


受講生 I さんから質問が投げかけられます

〇講義後のアンケートを紹介





大城先生には5月から3回に渡って 沖縄の文学、作家を紹介していただきました。
第1回講義の際、沖縄出身の芥川賞作家についての講義でしたが、改めて沖縄にも多くの作家がいたことを知りました。
文学の講話は硬くなりがちに思えますが、時にはユーモアも交えながら、先生の熱意も伝わってくる講義でした。
90分では足りない気がします・・・大城先生、県外の大学でも講義されているそうです。
お忙しい中講義して頂きありがとうございました。

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